カサンドラ症候群になりやすい人とは?疲れた時のストレス対策!

「カサンドラ症候群」とインターネットで調べていると、さらに悲しく落ち込む記事に出会うことが多く…。

必死でがんばって前向きになろうとすればするほど、旦那の言動に落ち込み、インターネットを見てさらに落ち込む日々を過ごしていました。

『前向きに生きるにはどうすればいいの?』とひたすら自問自答していたのです。

カサンドラ症候群になりやすい人のタイプと、疲れた時のストレス対策についてお話しさせてください。

「私はこんな人じゃない」という違和感に疲れ…

息子を出産後、もともと持っていたはずの「ポジティブさ」が自分の中で全滅した気がしていました。

夜中に授乳で起きて、毎晩のように「私、こんなはずじゃないのになー」と、モヤーっと考えるのです。

人の輪に入れない

カサンドラ症候群を知る1年ぐらい前のこと…。

息子を連れて、市が主催している子育て講座に行っていました。

市の職員さんに「みんなのLINEを聞いて、バンバン仕切ってくれそうな雰囲気あるよねー!」と話を振られた時、「いいえ、私できないんです…。」と言ってしまった瞬間、全身に鳥肌が立つほどの違和感に襲われました。

「いやいや、昔、20対20で合コンして仕切りまくってたやん!!」と、自分に激しくツッコミを入れながら、私がなぜ連絡担当を断ってしまったのか、理由がわからなかったんです。

本気で人の輪の中に入ることが怖くて、人付き合いそのものに対して「めんどくさい」と思っていた時期がありました。

 




前向きになればなるほど打ちのめされる

人の輪に入れない、大きなひとつの理由として、「眠りたい」という想いが強すぎたことがありました。

でも少しでも前向きになりたいから、好きなアーティストが近所のスーパーに来たら見に行って元気になって帰り、ママ友と道で会ったら1時間ぐらい話して帰り…。

笑顔で過ごすための努力を眠いのに必死でしているにも関わらず、週末になると突然キレられて怒鳴り合いのケンカになっていました。

どれだけ気持ちを盛り上げても、ネガティブな週末に打ちのめされて、這い上がる気力を失っていたのです。

 

すべて自分ひとりで背負っていることすらわからなかった

怒鳴り合いのケンカになるたびに「俺だってがんばってる」と言われ続けていました。

「旦那がしてくれていること」を一生懸命見つけて、「洗濯してくれてるし、外で仕事してきてくれてるし…」と自分自身を納得させようとしていました。

「それなのに、なぜこんなに疲れやすいのか?」に気づいたのは、別居した直後でした…。

家事も育児も「しんどい部分はすべて」自分…。

別居前の家事の分担は、洗濯機を回して干すこと(週末だけ)とゴミ捨てと食器洗いは旦那がしてくれていました。

ゴミ捨てと言っても台所のゴミしか集めてもらえないので、家全体のゴミ箱から台所に集めるのは私でした。

本人は無意識でしていると思うのですが、外から言われるのは「洗濯を干して、ゴミ捨てもしてくれる旦那さん」…。

掃除は結婚して一度もしてもらったことはなく、育児がどんなに忙しくても、大量に溜め込まれた洗濯物をたたむのは私の仕事…。

育児に関しても、お風呂や寝かしつけは「〇〇(息子)が泣くから」と全部私の仕事でした。ストレートに「お世話はしたくない、遊びたい」と言われたこともありました。

「自分がしたくない、しんどい仕事」は全部私がしていたから疲れていたのだと、別居後ようやく気づいたのです…。

洗濯を干すのもゴミを捨てるのも、茶碗を洗うのも、身体をそんなに使わず、長時間携わることもない、いわゆる「きれいな家事」だと感じたのです。

 




突然のトラブルに対処するのは自分だけ

そして、いざという突発的な何かが起きた時に、ルーティン項目がありすぎて頼れない存在でした。

「病院で家の鍵を落としたから帰って来て」と言っても「俺、今日は飲み会だから…」と言われ、電車で2時間かけて真っ暗な病院まで鍵を探しに戻ったことがありました。

私が40℃の熱を出しているから、病院に連れて行って欲しいと言っても、「俺に仕事を辞めろと言っているのか!」と怒鳴り散らしながら仕事に行きました。

その融通の利かなさにどんどん疲れ果てて、頼ることさえ忘れて、すべて自分で抱えるようになっていました。

 

「かなりがんばっている」ということに早く気づいてください

別居後、やっと自分を解放して、「どこまでがんばればいいのよ~?」と疲れ果ててしゃがみこんで、泣き崩れながら寝かしつけまでひとりでがんばっている日が多々ありました。

やっと「がんばっている自分」に気づいたのですが、どうやって止まればいいのかがわからないのです。

もし、今、目の前にある仕事を終わらせなければ、明日、あさってとどんどん溜まっていくばかりだと感じて過ごしていました。

いくらがんばってもゴールは見えず、淡々と仕事を続けていくうちに、あることに気づいたのです。

アタシ、料理は苦手やから…

ある日、友達と話していて、気づきました。

その友達、幼い子どもを抱きながら「アタシ、料理は苦手やから、簡単なのしかせえへんで」と、堂々と言いはなったのです。

「そうなんや~」と表面上は合わせていましたが、心の中ではめちゃめちゃ驚いて、「離乳食ぐらい作ったってよ…。」と思っていました。

でも、それから5年以上過ぎた、先々週のある日、お風呂に入りながらボーっと考えていました。

 

嫌いなものがあって、いいんやよ…。と…。

 

結婚してから今まで、嫌なことを全部やらされてきた分、なんでもできてしまっている自分に気づいたのです。

カサンドラ症候群の人ならわかってもらえるかと思うのですが、誰も頼ることができない過酷な環境で修行(笑)しただけあって、意外と器用にすべてできてしまうのです…。

 

できてしまうから、疲れるのです

なんでもできてしまうから、全部やり遂げてしまって疲れるのだと気づいたのは本当にごく最近のことでした…。

できるだけ多くの人に、この想いを伝えていくべきだと思って、立ち上げたのがこのブログです。

がんばりすぎて「もうがんばりたくないわ!」と思った時のために、疲れた心と身体を休める方法を、自分自身の経験から少しずつアプローチしていければと思います。

例えば、家事代行の【タスカジ】で家の中を誰かに片づけてもらうだけで少し気持ちが楽になるかも知れません。


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私自身、引っ越した時に梱包に来てくださった、ベテランの60代ぐらいの女性に「台所見たらわかるけど、奥さんひとりでがんばってるね」と言われて、しがみついて泣いたことがありました…。

初対面の人でしたが、家を見てもらいながら話せただけで、心が救われた気がしたのは確かなのです。

現実逃避になってしまうかも知れませんが、もうこれ以上、ひとりで苦しい想いを抱えることなく、乗り越えられることを考えていきたいと思います。

これからもよろしくお願いします。

 

皆さんの心が少しでも軽くなりますように…。

 




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